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平成17年度校内研究
1.研究主題
 「自ら学ぶ子どもの育成〜国語科における確かな学力を身につけさせるための学習指導のあり方〜」

2.研究主題設定の理由
 「学習指導要領の改訂による新教育課程の実施」「学校週5日制の完全実施」に伴って、「学力低下論」「学習意欲の減退」など、学校を取り巻く様々な問題について、社会の関心もかなり高まっている。学校現場では、教育の本来の目的の一つである「子どもに豊かな学びを保障する」という観点のもと、「基礎」「基本」の定着を踏まえた「確かな学力」についての研究に取り組む必要がある。そして、自ら学ぶ子どもの育成を目指し、子どもたちに教科における「基礎」「基本」を定着させ、確かな学力を身につけさせることを目標として研究を進めていきたいと考える。
 平成17年度の山梨県学校教育指導重点の中で教育課程実施についての特別留意事項の1つに、「国語力の向上に努める」ということがあげられている。国語における「確かな学力」と伝え合う力を育てることが重視されているのである。昨年度の研究紀要の中でも、自分の考えを伝えることが苦手な子どももいるということが課題としてあげられていた。 

(1)基礎・基本の定着を踏まえた確かな学力についての研究
 「子どもたちに豊かな学びを保障する」という観点のもと、「基礎」「基本」の定着を踏まえた確かな学力についての研究に取り組んでいく。研究にあたっては、教職員間の共通理解のもと、本校の子どもたちに身につけさせたい学力とは何かを検証しながら進めていく。
・本校としての「基礎」「基本」の定義付けを行い、身につけさせたい学力について検討する。
・教科を国語にしぼって研究を深めるとともに、研究授業を通して、学習指導や授業内容の改善と深化を図る。
・個に応じた指導の充実を図りながら、児童一人一人について、本校でねらっている   学力の向上を目指す。
    
(2)学習意欲の向上と主体的な学習活動(学習の習慣化)
 子どもたちの学習への意欲の低下が言われている中で、いかに、児童の学習への意欲を喚起するか、そのためには、どんな工夫や改善が学習活動に必要かを検討する。児童が主体的に学習へ参加するための教師の支援のあり方なども考えながら、一人一人が意欲的に学習活動に取り組めるような環境を作っていく。
・学習意欲を向上させる教材教具の工夫を図るとともに、児童の主体的な学習活動への取り組みを喚起させる。
・学習の習慣化のための方策を検討しながら、児童に主体的な学習習慣の定着を図る。

(3)指導と一体化した評価、個に応じた評価の研究
 今までの評価のあり方を見直す中で、本校として児童をどのように見取っていくか
それをどのように次の指導に生かしていくかを研究していく。
・評価規準の活用と改善
・評価方法(ルーブリック評価)や評価の生かし方などについての研究

研究の内容
(1)児童・保護者の実態を把握し、実態に即した研究を進めるとともに、研究推進による児童の変容を検証する。
・児童及び保護者アンケートの実施、集計、分析
(2)「基礎」「基本」「確かな学力」についての定義付けをする。
・理論研究・全体会・講師の招聘
(3)国語科における「確かな学力」を身につけさせるための学習指導のあり方についての研究を深め、共通理解を図る。
・実践報告
(4)授業研究を通して、「確かな学力」を身につけさせるための活動、教材開発などを行う。
・「国語科」(一人1実践)
(5)学習の習慣化のための方策を検討しながら、児童に主体的な学習習慣の定着を図る。
(6)地域や保護者の協力を得るために、学校の教育活動について積極的に情報発信していく。
・ホームページによる情報提供、学年便りなどを随時発行していく。
(7)読書活動の充実に努める。
・全校読書の取り組み
(8)子どもたち一人一人の変容を目指し、指導と一体化した評価、個に応じた評価の研究をする。
・ルーブリック評価
平成17年度校内研究会開催報告
名称 月日 研究討議
第1回校内研究会 4月11日 ○2004年度の校内研究の成果と課題
○2005年度の研究の見通しと研究主題・サブテーマ
○2005年度の研究内容
○2005年度の研究計画
第2回校内研究会 5月23日 ○学習に関するアンケート結果について
○2005年度の研究主題とサブテーマ
○2005年度の研究方針
○2005年度の研究内容
○2005年度の研究計画
○「確かな学力」について
第3回校内研究会 6月20日 ○「国語科ってなぜあるの?」
○国語科の「基礎」「基本」について
○国語科の「読む学習」について
第4回校内研究会 6月27日 講演「国語科の学習指導について」
講師・山梨県総合教育センター教育相談部部長、廣瀬晃先生
第5回校内研究会 7月11日 ○「あゆみ」の評価方法について
○指導と一体化した評価について
○国語科学習指導案の形式について
第6回校内研究会 8月10日 ○ルーブリック評価について
○国語科の授業研究について
○「学習の習慣化」についての方策
第7回校内研究会 8月23日 ○国語科の評価のあり方について
○読むことルーブリック1年(案)
○国語科の授業研究について
第8回校内研究会 9月26日 ○各学年の「読むこと」評価規準表
○読むことカルテ1年
○読むことルーブリック1年
○1年国語科学習指導案検討
第9回校内研究会 10月6日 ○読むことルーブリック1年
○4年国語科学習指導案検討
第10回校内研究会 10月17日 1学年国語科研究授業(5時間目)
○授業者より本時の振り返り
○討議の柱に沿って意見交換
○指導助言・峡北教育事務所指導主事今井哲郎先生
第11回校内研究会 10月24日 4学年国語科研究授業(2時間目)
○授業者より本時の振り返り
○討議の柱に沿って意見交換
第12回校内研究会 11月14日 ○2年、6年国語科学習指導案検討
○公開研究授業環流報告
第13回校内研究会 11月28日 2学年国語科研究授業(2時間目)
6学年国語科研究授業(5時間目)
○授業者より本時の振り返り
○討議の柱に沿って意見交換
第14回校内研究会 12月12日 ○研究紀要の作成について
第15回校内研究会 1月23日 ○校内研究評価アンケートについて
○児童へのアンケートについて
○全体像カルテ・算数科個人カルテ更新について
第15回校内研究会 2月13日 ○児童の学習に関するアンケートについて
第17回校内研究会 2月27日 ○今年度の研究のまとめと来年度の方向性について
研究授業の様子
10月17日 1学年国語科単元名「くじらぐも」
▲みんなで作った「くじらぐも」の立体掲示 ▲「読むことルーブリック」を使った授業
10月24日 4学年国語科単元名「一つの花」
▲授業のはじめに、ルーブリックを確認します。 ▲お父さんの言葉と行動に線を引きましょう。
11月28日 2学年国語科単元名「お手紙」
▲お話を順番に並びかえてみよう。 ▲教室には関連の本が掲示されています。
10月24日 6学年国語科単元名「やまなし」
▲朗読グループのお二人を講師に迎えた研究授業 ▲朗読の仕方について個別に指導を受けました。
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公開日2005-05-14 更新日2005-03-02