のろし体験をして
▲実際にホームページを製作している6年生。
 私たち6年生は,「増富歴史探検隊」という名前をつけ、歴史学習の発展として、総合(みずがき)の時間も使いながら、自分たちが暮らしている増富という地域を調べてきました。「増富歴史探検隊」授業の様子
 北杜市須玉町にある、「須玉歴史資料館」に行ったり、地域の歴史にくわしい小沢和男さんを先生として招いたり、身延町の「湯之奥金山博物館」の、学芸員の小松美鈴さんに「出張博物館」を開いてもらったり、地域の「のろし研究会」の人たちを招いて、のろしを実際に上げてみるなどの、体験活動もしてきました。
 いろいろな活動を進めながら、私たちの住んでいる増富について、調べたことをここにホームページとして発表することができました。皆さん、私たちの調べた結果をじっくり見て、私たちの住む増富を知るとともに、ぜひ感想を送ってください。
▼「増富歴史探検隊」は次のページから構成されています。
増富歴史探検隊 (授業の様子)
増富歴史探検隊調査発表その1 (児童が作成したページ)
増富歴史探検隊調査発表その2 (児童が作成したページ)
増富歴史探検隊調査発表その3 (担任が作成したページ)
増富歴史探検隊体験編「のろしを上げてみよう」 (児童が作成したページ)
増富歴史探検隊体験編「砂金採り特集」 (児童が作成したページ)
増富歴史探検隊体験編「金山を探検しよう」 (担任が作成したページ)
のろし体験をして
のろし学習の始まり
山路リーダーのお話を聞いているところ
 はじめに,6年の教室で北杜市教育委員会の山路リーダーとのろし研究会の方々に、「のろし」についていろいろと教えていただきました。
のろし体験へ出発!
「のろし」を上げるために、比志神社横の広いところへ行きました。
竹の棒や大きな缶などの道具を運んだ後で、土台の立て方を教えてもらい、立て始めました。
▲のろし台をどう作るか説明を聞いています。 ▲竹の棒を立てるところです。
レッツ!のろし上げ!
次に、火のついた紙が入っているカンの中に、杉の葉を入れていきました。
杉の葉は、葉が重なっていても空気が通るのでいいけむりが出るそうです。
乾いた杉の葉ではあまりけむりが出ません。
そういう時は葉を水に少しつけて火の中に入れると白いけむりが上がるそうです。

▲これが燃やす杉の葉です。
▲杉の葉を入れています。 ▲白いけむりが出てきました。
白いけむりがたくさん出てきたらカンを上の方に上げていきます。
▲ロープで引っぱってあげていきます。 ▲大空に上がっていきました。
▲遠くから見たのろしです。
学校に戻り、実際に遠くからのろしを見てみることにしました。
遠くから見ると、どこのあたりで上がってるか、わかりにくかったけど、よく見ていると「のろし」がしっかりと上がっている様子を見ることができました。
のろし体験の感想
後に山路リーダー・のろし研究会の方々と写真撮影
「のろし」は昔の人が連絡方法の一つとして使っていたということがわかってよかったです。
離れたところから見ると、あまり見えなかったから、昔の人は目がとてもよかったのかなと思いました。
でも離れたところからでも煙を見ることができるのはすごいと思いました。
木の葉でのろしを上げる時は空気がよく通り、白い煙が上がる杉の葉がいいということもわかりました。
山路リーダーやのろし研究会の方々にゲストティーチャーとして来てもらい、「のろし」の歴史や、上げ方をくわしく教えてもらうことができました。
とてもいい経験になり、よかったです。
増富歴史探検隊の活動を終えて
 増富歴史探検隊をして一番印象に残ったことは、のろしを上げに行ったことです。
 最初は「のろしを上げるのって、難しいのかな」と思っていたけど、それほど難しくはありませんでした。でも実際やったときはけむりが上がらなかったから、のろしでいろいろなことを知らた昔の人は、見てすぐにわかったのかなと思いました。でも、離れたところから見ると意外と見えたので、色が付けばもっと見やすいと思いました。
 のろしを上げるのには時間がかかるけど、離れたところと連絡をとりあうには便利だなと思いました。
 ほかにも増富の昔話を調べたり、金山を探検したり、金山沢で砂金を採ったりといろいろな経験ができてよかったです。
このページは6年生の児童が製作したページです。ぜひ、ご意見ご感想をお寄せください
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公開日2005-10-28