保健室
保健室の行事
発育測定
14 委員会活動
19 眼科検診
20 検尿・検便
保健だより「9人の元気な子」
第16号「春風に乗ってさわやかにスタート」 2006.4.21発行
内容○「いってきま〜す」の声、聞こえていますか?○今までの検診・検査の結果です
○朝食は炭水化物。では、夕食は
保健室の行事
発育測定
15 心電図検査
17 委員会活動
23 歯科検診
体重測定時の5分間指導(2006.5.1)「足のことを考えてみよう」
 私達人間は2本の足で歩いています。体を支えている足,この足の「清潔」「靴」「偏平足」について今日はお話しします。
 今,はいている靴や上履きは足にあっていますか。大きすぎませんか?大きすぎると歩きにくく,転びやすいのでケガをしやすいです。           
 重くありませんか?重いと足や体がつかれます。
 小さくありませんか?小さいと足や腰が痛くなり,指を曲げてはいていると,ハンマートウという足になってしまいます。靴ずれができたり,爪が食い込んでしっまたりします。
 靴は格好で選ぶのではなく,この4つのポイントで選ぶようにして下さいね。
 それから,毎日はいている靴・上履きの中はきれいでしょうか。毎週金曜日に持ち帰って洗ってきましょう。靴下が汚いと上履きも汚れてしまうので,靴下は毎日取り替えましょう。そうしないと,足の病気,水虫になってしまいます。
 人間の足の骨って,どうなっていると思う?足を横から見ると骨はこんなふうにアーチ型になっています。足の裏を見るとこんな形になっています。どうしてこんな形をしているのでしょうか。 この黒いところは立った時に地面の土にふれていないので「土ふまず」といいます。「土ふまず」とても重要な役目をしています。                  
@このアーチがバネのように働いて,体重を支えてバランスをとっています。
Aクッションの働きをします。
B足の指の働きをよくしています。
 この「土ふまず」は生まれつきあるのではなくて,大きくなるにつれて作られていきます。8歳から10歳ごろに出来上がるそうです。「土ふまず」がない足を「偏平足」といいます。
 偏平足だと疲れやすく,転びやすくなります。また,長い時間立っていられないなどから運動不足を招き,体全体の健康にも悪い影響が現れてくるそうです。 「土ふまず」は,足の指を使ったゲーム(足指ジャンケン・ビー玉渡し・足綱引き)や足にあった靴を履くと改善できるようです。人間の体には2つ心臓があります。足はもう1つの心臓と言われるほど,大事な役目をしています。いっぱい足を使って,健康な毎日を送って下さい。
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 感想
1年 ○「土踏まず」を作ることをがんばる。○靴の中をきれにしないと水虫ができる。
○大きな足の人がいた。
2,3年 ○ちょっと、むずかしかった。○どのくらいの人が「へんぺい足」でつらい目にあっているのかわかってよかった。
5,6年 ○今から足をよく使って「偏平足」にならないように気を付けたい。○赤ちゃんの時にはなかったのに、年をとっていくごとに「土踏まず」ができあがっていくのは、すごいと思った。○「土踏まず」がないとバランスがとれないので、「土踏まず」は大事だと思った。
▲「足」をテーマにしたお話でした。 ▲保健の掲示板。
保健だより「9人の元気な子」
第17号「体調はどうですか?」2006.5.2発行
○今までの検診・検査の結果です○宿題です○体重測定で「足」の話をしました。
歯科講話(2006.5.23)
 歯科検診のあと、学校医の岩下先生による歯科講話が行われました。
▲歯のみがき方について。 ▲鏡を見ながらみがいてみよう。
歯みがき探検隊から (赤染めのあと,歯みがきをしての感想)
学年 感想
1年 ○今日,初めてやって歯が赤かったのでびっくりしました。一番だったので,できるか心配でした。お医者さんにやってもらってうれしかったです。
○歯を横でみがくと,きれいになったからよかったです。
2年 ○最初よりすごくきれいでお医者さんにもきれいと言ってもらいました。自分の顔を見て,色えんぴつで自分の顔を塗ってうがいをしました。青木に写真もとってもらいました。お医者さんにやってもらって,うれしかったです。
○もっと,まえ歯と奥歯を磨くといいと思います。
3年 ○赤いのが前より少なかったので,よかったです。
5年 ○矯正の装置と歯ぐきの間や装置と前歯のかみ合わせの所を特にやった。
○細かく2本ずつみがいたら,落ちました。これからは,ちゃんとみがきたいです。特に赤く染まったところをよくみがきたいです。
○いつもちょっとの時間しかみがかなかったけど,もっと時間をかけたほうがいいんだと思いました。
6年 ○前歯のところが赤かったから,言われたとおりに細かくやったら,きれいに落ちました
保健室の行事
1 発育測定
5 ミニ保健集会
14 委員会活動
16 学校保健委員会
体重測定時の5分間指導(2006.6.1)「自分の歯は自分で守ろう」
今日は「むし歯」と「歯並び」を中心にお話します。
 「ミュータンス」からのクイズです。「ミュータンス」は食べかすと一諸になって「歯」を溶かす悪者です。むし歯になりやいのは、次のうちどれかな?
 @1年生のような生えたての若い永久歯(大人の歯)
 Aお父さんような何年も使った永久歯(大人の歯)
 Bどちらも同じ
 答えは@です。皆さんの生えたての永久歯(大人の歯)はやわらかくて,穴があきやすいのです。
 むし歯のでき方については知っていると思いますが,復習してみましょう。
 @食べた後は、食べかすが歯にのこります。食器もそうですよね。
 Aこの食べかすとミュータンスが一諸になって「酸」を作ります。
 Bこの「酸」が歯を溶かして,むし歯をつくるのです。
 では「おやすみは,はじまり」これは何のことでしょう。これは,人が眠ると,ミュータンスが起きるということです。よく噛むと「つば(唾液)」がたくさん出ます。
 つば(唾液)は 
 @歯の汚れを洗い流したり
 A歯の表の部分を守ってくれたり
 B歯が溶かされるのを守ってくれたりします。
 だけど,夜は眠っているので,つば(唾液)がほとんどでません。だから,ミュータンスががんばる時間です。でも、寝る前にしっかり歯みがきをしていれば,食べかすがないので,ミュータンスもがんばれません。
 今はむし歯が減って,違う歯の病気が増えています。歯の病気には「歯並びと歯肉」の2つがあります。そのひとつ,どうして「歯並び」が悪くなるのでしょうか。それは歯の上に歯が生えることができないので,はみ出して並ぶしかないからです。小学校の時に乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)に生え代わります。乳歯と永久歯では,歯の大きさが違います。それに,全部生えると乳歯は20本で,永久歯は32本と数が増えるので,もっと歯並びが悪くなります。歯並びが悪いと
 @食べ物がうまく噛めない
 A発音がうまくできない。
 Bあごや顔の形が変わる
 どうすれば,歯並びが良くなるのでしょうか。あごを大きくすれば解決します。軟らかい物ばかりを食べないで,硬い物をよく噛めばあごは大きくなります。ひと口30回は噛むようにしましょう。
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 感想
1年 ○こどものはが20本あるとこがわかりました。
○むしばにならないように,たべたあとははみがきをがんばります。
○たくさんかむのをがんばります。
○はみがきをがんばってみがいて,むしばをなくすようにします。
○はならびがわるいので,がんばってあごをつよくします。 
2年 ○たべかすがあるとミュータンスが仕事をして,たべかすを歯みがきで落とすときれいになってミュータンスが仕事をしなくなる。
○子どものはが20本で大人のはが32本なので,やっぱり大人に人の歯のほうが多いんだなと思いました。
○どうしてむしばになるのか,食べかすとミュータンスががいっしょになって「さん」をつくることを初めてしりました。
3年 ○子どもの歯は20本で,大人の歯は32本で12本もちがうことがよく分かりました。
5年 ○今度から30回かむようにする。夜,歯みがきする時は順番どおりちゃんとする。○よく噛まないと,歯並びが悪くなるんだと思いました。これからはよく噛もうと思いました。
○ミュータンスが歯をとかさないように食べかすをしっかり落としたいです。前は15回ぐらいしか噛んでなかったけど,これからは30回噛みたいです。
6年 ○「酸」が歯を溶かすなんて怖いなと思いました。大人の歯は32本あるなんてすごいなと思いました。
保健だより「9人の元気な子」
第18号「歯の衛生週間(その1)」 2006.6.2発行
内容○歯科校医先生から○歯みがき探検隊から(赤染めのあと、歯みがきをしての感想)○今までの検診・検査の結果です
「ミニ保健集会」の様子(保健委員会のページへ)
保健だより「9人の元気な子」
第19号「歯の衛生週間(その2)」 2006.6.9発行
内容○6月の5分間指導の感想・わかったこと○歯の標語コンクールに応募しましょう
学校保健委員会 2006.06.16
▲学校保健委員会の様子
平成18年度学校保健委員会
協議内容
○学校保健委員会会則について(浅川養護教諭)
○平成18年度学校保健安全年間計画(浅川養護教諭)
○平成18年度学校給食年間計画(浅川養護教諭)
○定期健康診断の結果(浅川養護教諭)
○「食育」について(佐藤栄養士)
保健室の行事
3 体重測定
4 委員会活動
体重測定時の5分間指導(2006.7.3)「汗の始末をきちんとしよう」
[ねらい]発汗のメカニズムを知るとともに,衛生的な生活ができるように心がける。
 人間はどんなに暑くてもどんなに寒くても,同じ体温でないと健康でいられません。夏になると,暑くなり体温も上がるので,体の熱を下げなければなりません。汗が熱を下げる働きをするので,夏になると汗が出やすくなります。
 今日は汗の始末をきちんとしようというお話しをします。                         そこで,問題です。人間と同じように汗をかいて,夏を乗り切る動物は次のどれでしょうか。
@馬
A牛
Bゾウ
 正解は@Aです。Bのゾウは,長い鼻で水を体に振りかけて涼しくしているのです。
      
 では,どんな時に,汗をかきますか。
 1つ目は、運動した後や暑い日などは,からだ全体に汗をかきますね。むずかしい言葉で温熱性発汗といいます。
 2つ目は、びっくりした時や緊張した時などは,顔や手のひら・脇の下などにかく汗を精神性発汗と言い,“あぶら汗”と言われているものです。
 3つ目は、酸っぱいもの・辛いものなど刺激の強いものを食べて時などは,顔から吹き出すように  汗が出ます。味覚性発汗と言います。
 こんなふうに,いろいろな汗の出方があります。

 またまた,問題です。人間は寝ている間も汗をかきますが,どの位の量の汗が出るのでしょう。毎日でいる給食の牛乳パック1個は200mlですが,何個分だと思いますか。
 正解は1個です。 その汗は,ひふから出ていますよね。ひふの深い部分なのでしょうか。それとも浅い部分でしょうか。
 正解は深い部分です。汗をつくるところを汗腺といいます。普通の汗は,エックリン汗腺で作られ,体に190〜200万個あると言われています。アポクリン汗腺は脇の下などにあり,毛穴に一度貯められてから出てくるので,細菌などの働きで臭いがします。 「汗臭い」という言葉を聞いたことがありますか?。汗は99%以上が水で,残りは食塩と垢の蛋白成分・尿素・乳酸などです。汗が臭うのは,これらの物質が分解して臭いを出すからです。だから,汗をかいたらお風呂で汗を洗い流し,下着をとり替えましょう。
 この実験をみて下さい。きれいに洗った下着でないと,汗を吸ってくれません。靴下も同じですね。汚れたものを身につけておくと,体温で細菌が増えていきます。                  ではどんな素材の下着がいいのでしょうか。綿100%かナイロンでできたものか,どちらがよく汗を吸い取ると思いますか。
 正解は綿100%がよく汗を吸い取ると言われています。先ほどの実験をみたから分かりますよね。綿100%でも汚れていたら,汗の吸い方はどうでしたか。いつも,洗濯されて下着や靴下を身に付けて,夏を健康に過ごした下さい。
▲「綿の下着とナイロンの下着、どっちが汗をたくさん吸うかな?」 ▲「綿だと思います。」
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 感想
1年 ○めん100%のやつのしゃつをきてあせをすいとるとわかった。
○あせをかいたらちゃんとふきます 
2年 ○ナイロン(ビニール)でなく,くつしたもめんがいいんだ と思いました。わたしはめんをえらんでかえばいいんだなと思いました。
○めん100%のしゃつやくつしたをかっとくといいとおもいました。どうぶつもあせをかくとはじめてしりました
3年 ○きょうのべんきょうはちょっとむずかしかったけど,あせのことがよくわかりました。めん100% のほうがあせをすいとってくれるので,よかったです。
5年 ○汗にも2種類あることがわかった。1日着た服や1日はいたくつ下はあんなに汚れているんだなーと思いました。
○今日5分間指導をして,汗の種類が2種類あるのにはびっくりした。シャツは綿100%とナイロンでは,綿100%のほうが汗を吸い取りやすいのでこれからも綿100%のものをはきたいです。
○5分間指導で,下着は綿100%のほうがいいんだと思いました。これからは,綿の下着を着たいです。
6年 ○汗は99%が水分であとは食塩なんだということが分かった。それに汗は本当は臭わないんだなと思った。ナイロンと綿では綿の方が汗を吸い取るということも分かった。
保健だより「9人の元気な子」
第20号「もうすぐ夏休み」 2006.7.14発行
内容○眠りは心と身体と頭脳の栄養○山梨県歯科医師会主催歯の標語コンクール応募作品
保健室の行事
4 体重測定
20 委員会活動
体重測定時の5分間指導(2006.9.1)「正しいお風呂の入りかた」
[ねらい]お風呂に入る必要性を知り,清潔にすることが健康に結びつくことを気づかせる。
 7月に汗について話をしましたが,どんなことを覚えているかな。下着や靴下が汗を吸ってくれているんだよね。でも、全部ではありません。皮膚にもついています。皮膚についた汗は,どうすれば落とすことができるかな。下着や靴下についた汗のように洗えばいいんだよね。お風呂に入って,洗えばいいのです。お風呂に入るけど,洗わないという人もいるようですけど,そういう人はよく聞いて下さいね。
 今日はお風呂について,お話しをしたいと思います。「そんな知ってら〜」とい人もいると思います。でも,ただはいるだけでは無くて,科学的にも考えてみたいと思います。           では,クイズです。「お風呂に入るのは,夕飯の前・後どっちがいいでしょうか?」
 体が汚れている人は夕飯の前,勉強などで遅くなる人は寝る前が良いと言われています。皆さんは運動会などの練習で体が汚れているし,疲れているので夕飯前がよいと思います。    お風呂はプールと同じで家族みんなが入るし,温泉ではもっと大勢の人が入るので,お風呂のお湯を汚さないようにします。なぜ,お風呂に入るのでしょう。よごれを落とすためのほかにどんなことがあるかな。この絵をみて下さい。(絵で説明)                         次に入り方です。
@トイレをすませておく。
Aかけ湯をする・お湯で体全体を流す・汚れているところを主に洗い流す
B湯船に入って,肩までつかる
C石けんをつけて洗うです。
 洗う時は急に心臓に刺激を与えないということで,心臓から遠い所からということと,上から下でないとせっかく洗ってもまた汚れてしまうということです。              
Dタオルで軽く水気をふき取って,あがります。
 温泉で気が付くことですが,水気をふき取らないであがってくる人がいます。脱衣室の床が水浸しになっていることが多くありますので,皆さんはそんなことはしないで下さいね。
 クイズ「どっちがいいの?」です。
@体があたたまるのは38〜40℃と42℃ではどっち?。正解は38〜40℃でした。
A心がおちつくのは肩までしっかりつかる全身浴と脇の下ぐらいまでつかる半身浴ではどっち? 正解は半身浴でした。
▲子どもたちにクイズ形式で考えさせてみました。 ▲絵を使って説明しました。
保健だより「9人の元気な子」
第21号「運動会の練習がはじまりました」 2006.9.1発行
内容○保健室の人気もの○こんなことにも気をつけましょう○健康の味方「ビタンミンC」
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 「面白かったこと」「気づいたこと」 「考えたこと」とその理由
1年 ≪お風呂のはいりかた≫耳のうしろを洗うのを忘れていました。           ≪半身浴が分かった≫半身浴の方がいいと分かって,心臓がリラックスすることが分かった。
2年 ≪肩まで入ると,体が温まる≫38〜40℃のお湯に入ると,体が温まっていいです。
≪38〜40℃よくあったまること≫体がよく,温まるからです。
3年 ≪髪の毛を先に洗うこと≫毎日,体から洗っていたけど,頭から汚れが流れ落ちていくことが分かった。
5年 ≪お風呂の入り方≫お風呂に入った時,耳のうしろやおしりなど洗ってない部分があったので、これからはしっかり洗う。(お風呂は半身浴にする)
≪髪の毛を先に洗うこと≫いつもは,体から洗うけど本当は頭から洗うことが分かった。今日から,頭から洗いたいと思います。僕は,半身浴なので安心しました。 ≪お風呂の効果≫温まると,心身の疲れがとれることと皮膚が清潔になることは,知っていたけど筋肉や関節がやわらぐは,知らなくてビックリしました。
6年 ≪お風呂の入り方を知れてよかった≫今までは体から洗っていたので,これからは順番よく洗ってきれいにしたいです。 
手をしっかり洗っているかな?
 3年生の保健学習では「毎日の生活と健康」について学習します。そのなかで、洗わない手にはどれだけの細菌が付いているか実験する学習があり、実際にやってみました。
 細菌があらわれはじめたのを見た3年生は「手に汚れがいっぱいついていることがわかった。これからは毎日、石けんで手を洗おうと思った。」と感想を言っていました。
▲実験から4日目あたりから、細菌があらわれはじめました。 ▲細菌の様子を絵にかきます。
歯科保健事業 2006.9.26
 北杜市では「永久歯」をむし歯から守り、歯周疾患の予防のために、歯科衛生士による個別の口腔保健チェックと歯科保健指導の事業を行っています。9月26日に健康増進課の三井保健師・藤森歯科衛生士による、
@歯垢(歯についている食べかす)のチェック
A歯肉チェック
B歯ブラシチェック
C歯みがき指導
が行われました。
▲個別指導をしてもらったので正しい歯のみがきかたが、わかりました。 ▲最初から最後まで口を「イー」として、みがくと正しくみがけるそうです。
保健だより「9人の元気な子」
第22号「寒くなりましたね」 2006.9.29発行
内容○歯科保健事業で・・○“きもちわる〜い”
保健室の行事
体重測定
18 委員会活動
体重測定時の5分間指導(2006.10.2)「心臓の音を聞いてみよう」
[ねらい]心臓の音を聞くことで,自分の体に関心を持ち健康に心がける。

 今日は,体の中でドクドクという音を出しているものについてお話します。
 さて,問題です。体の中を流れている赤いものは,何でしょう。そうです。
 答えは血です。転んでケガをした時にでてくるよね。
 じゃあ2問目。その血を流すために,毎日休まずみんなのために働いているものは何でしょう。ヒントはみんなのグーの手の大きさです。
答えは「心臓」です。
今日は働き者の心臓の話です。これが心臓の絵です。わかりやすくするために大きくしてみました。本当は,みんなのグーの手の大きさです。
 では,心臓は体の中でどんな働きをしているのかな。体全体に血を送っているんだよね。この絵をみて下さい。体の中には,大事な働きをする物が沢山入っていて,心臓はここにあります。左胸です。自分の胸に触ってごらん。ここから,血を送っているんだよ。赤い線と青い線があるね。何か意味があるのかな。よく見ると,途中で交換しているよ。どうして,交換しているんだろう。答えはこの絵本にあるようなので,読んでみます。(本の朗読)
 今日はみんなで,心臓の音を聞いてみましょう。これは聴診器です。今日は,これで自分や他の人の心臓の音を聞こうと思います。絵本では,「どっきんどっきん」と書いてあったけど,本当にその音に聞こえるか確かめて下さい。
 寝ている時も,心臓はみんなが生きていられるように一生懸命働いてくれているんだね。心臓大事にしなくてはいけないね。どうすれば,大事にできるかな。よく運動して,肉だけでなくて野菜など,好き嫌いなくなんでも食べて,早く寝て少しは心臓を休ませてあげればいいと思います。心臓が止まってしまうと死んでしまうからね。
▲「心臓は体全体に血を送る働きをしています。」 ▲実際に心臓の音を聞いてみました。
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 「気づいたこと」 「考えたこと」とその理由
1年 《心臓の音が不思議だったこと》いつも心臓が動いているのが不思議です。
《心臓の音がドクドク聞こえたこと》自分の心臓の音を初めて聞いたからです。
2年 《他の人の心臓の音を聞いたので,家族のも聞きたいと気づきました》        自分の心臓の音や他の人のも聞けて良かったです。家族の心臓の音も聞きたいです。
《心臓の音を聞いたこと》初めて,自分の心臓の音を聞いたからです。
3年 《血がいろんな所を通っていること》血が赤線と青線が通っていてすごかったです。
 
5年 《寝ている時は心拍が弱くなること》寝ている時も起きている時と同じふうに動いていると思っていた。
《血液の色と含んでいる物》他のことは知っていたけれど、赤い血は酸素を含んでいて,青い血は二酸化炭素が含まれていることがわかった。 緊張している時と緊張していない時の心臓の音が違うと思った。
《心臓も休む》心臓は24時間,ず〜と休む暇なく動いていると思ったけど,寝ている時は休むんだなあと思いました。
6年 《息を吐くと二酸化炭素がでること》そのことは知っていたけど,吸うときは酸素を吸うことにびっくりした。
保健室の行事
1 体重測定
9 思春期保健事業
15 保健集会
29 委員会活動
体重測定時の5分間指導(2006.11.1)「かぜを予防しよう」
[ねらい]インフルエンザ・ウイルスに関心を持ち,予防に心がける。

だいぶ寒くなってきましたね。風邪をひいている人もいるようでうが,今日は風邪の予防について,話をします。先に1・2年向けに紙芝居をします。その後,高学年向けにウイルス君についての紹介をします。
では紙芝居を始めます。
@ぼく,インフルエンザウイルス。グヒヒ。Aわたしは,カゼのバ〜イキン。 Bぼくたち,わたしたちはCふゆがだ〜いすき。イエ〜イ。DさむくなりEくうきがかんそうしてくると……。Fヒャッホ〜。わたしはげんきはつらつ!Gぼくは,ちからモリモリ。Hそして,こんな子をみつけたら,さいこ〜しあわせ。すぐ,とびこむよ。Iいえの中でばかりあそぶ子やあつぎの子Jすききらいする子。キャ〜ステキ!Kよふかししてねぶそくの子。いーぞ いーぞ。 Lこの子たちは体力がないからね!わたしたちの力で,すぐ病気になるのよ!さあ,どんどん  仲間を増やそうぜ!! Mしかし,あいつらには用心しろよ。流されちゃうからな。N手を石けんで洗ったりするやつ。ワオ〜。Oそれから,うがいする子ども。ガラガラ,ヒェ〜。P早寝・早起き,元気な子も嫌いだ。だって,紙芝居はこれでおわります。
 次にインフルエンザウイルス君を紹介します。本当は目に見えないほど小さいのですが,大きくしてみました。このつぶつぶがウイルス君です。さらに大きくしたのがこれです。時間がないので,今日はウイルス君の飛ぶ距離・速さ・数についてだけお話します。話をしているときは1メートル飛ぶんだって。このものさしの長さが,丁度1mです。咳だと2〜3m飛びます。ものさし2つから3つ分です,1秒でものさし45個分の45mの速さでウイルス君は飛んでいくそうです。台風と同じのスピードと言われています。くしゃみはどうでしょうか。どの位飛ぶともいますか。5mだそうです。ものさし5つ分だね。速さはどうだろう。1秒間に80mのスピードで新幹線より速いんだって。これはインフルエンザにかかっている人が咳をしているところです。まるでゴジラが火を吹いているみたいだね。1回の「コン」という咳で,ウイルス君の仲間がどの位口から出ると思いますか。正解は10万個です。10に0が4個もつくんだよ。咳は1回だけでなくて,普通2回くらするよね。そうすると,10万個と10万個で20万個にもなってしまうね。くしゃみでは,何個くらい出るのかな200万個だって。咳を20回した数と同じだね。空気の中には、、咳やくしゃみで口から飛び出したウイルス君の仲間でいっぱいだね。窓を開けたり,うがい・洗いをしてカゼの予防に心がけるようにしましょう。これで「風邪の予防」のお話しは終わります。(文責・浅川一恵)
▲低学年向けには風邪予防の紙しばい。 ▲続いて高学年向けにウィルスの模型を出して説明します。
▲「1回のくしゃみで200万個のウィルスが口から飛び出すんだよ。」 ▲「え〜、200万個??」とみんなビックリ。
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 「気づいたこと」 「考えたこと」とその理由
1年 《インフルエンザのウイルスがすごかった》かぜをひいてウイルスがとんでいくのがすごかったです。
《かぜをひかにようにします》かぜをひかないようにするには,好き嫌いしないようにします。
2年 《ウイルスのこと》1m以内でもつばがとぶことやくしゃみをすると,すごくとぶことがわかりました。
《くしゃみのこと》1回くしゃみをして200万個もウイルスが出ることを初めてしりました。
3年 《マスクをすること》 くしゃみは1回で飛び出すウイルスの数が200万個だったで,これからはマスクをしたいです。
5年 《ウイルスの飛ぶ距離など》ウイルスはくしゃみや咳で出ることがわかった。くしゃみは200万個ということを知ってびっくりした。
《咳やくしゃみをするとすごい量でウイルスがとぶこと》咳をすると,約10万個もウイルスが飛ぶことを知りました。くしゃむは200万個もウイルスが飛んですごいと思いました。これからは,換気やマスクをして予防したいです。
《くしゃみや咳でウイルスが飛ぶ距離や速さ》咳が1回で10万個で160km飛んで,くしゃみ1回で200万個も飛んで290kmなんてすごい。
6年 《ウイルスの飛ぶ数と速さ》普段普通にくしゃみや咳をしているけど,くしゃみは290kmの速さで1回で200万個も出るなんて怖いなと思った。これからはうがいをしたりして,かぜにならないようにしたいです。
保健室の行事
1 体重測定
13 保健委員会
体重測定時の5分間指導(2006.12.1)「正しい薬の飲み方」
「ペープサート」を使って保健指導を行いました。
浅川「 もうすぐ,2学期も終わりです。のび太君,ちょっとカゼ気味で様子がへんです。」 
のび太 「クリスマスも正月も来るというのに,楽しめないや。そうだ,ちょっと前に病院に行った時の薬が確か,テレビの上に置いてあったよう気がする。それを飲もうっと。」

ドラえもん 「ちょっと待って,のびた君。テレビの上ってどう? さわったことのある人はわかるけど,あたたかいよ。電気のせいで,夏は熱いくらいになるよ。薬は熱いところやお日さまのあたるところ,洗面所やお風呂場のようなジメジメしたところがとっても苦手なんだ。なぜかというと,そういうところに置かれた薬は変化してしまうからなんだよ。そうすると,薬の働きをしなくなってしまうんだよ。」

のび太「 へえ〜,そうなんだ。それじゃあ,タンスの引き出しに入っている別の薬にしようかな。え〜と,これだこれだ!でも,いったい,何粒飲んだらいいのかなあ?15歳以上3粒,14歳から8歳は2粒,7歳から3歳は1粒か,僕は11歳だから2粒だ。でも,もしかしたら,たくさん飲んだ方がきっと早く治るから,3粒飲もうっと。」

ドラえもん「 のび太君,そんなことしたら大変なことになるよ。」

のび太「どうして?何が?どう大変なの?」

ドラえもん「 薬には年齢や体重などによって,一番合っている量というものがあるんだよ。だから,自分勝手に飲まないで,きちんと量を守らなくてはいけなんだよ。こわいのは飲み過ぎると,命に関わることもあるんだよ。また,全然関係のない症状まで出てしまうことあるんだよ。」

のび太「じゃあ,僕は2粒でいいってことだね。もう少しで3粒飲んでしまうところだったよ。よかった,飲む前に教えてもらって。」

浅川「 のび太君は,夕方の6時にさっきの風邪薬を2粒のみました。そして,7時に夕飯をたべ終わりました。」

のび太 そうだ!「風邪薬っていつもごはんのあとに飲みなさい」ってお母さんが言っていたような気がするなあ。さっきの薬はお昼ご飯のあとにかわりないし,今も夕飯の後だからのまなくっちゃ。

ドラえもん「 それはどうかな。薬にはそれぞれ,効いている時間があるんだよ。次
に飲むまで時間があるときはいいけど,飲む間隔が短かったりすると、たくさん飲んだことと同じだよ。体の中に薬の量が増えすぎて,かえって具合が悪くなることがあるんだよ。また,飲み忘れたからといって,2回分を一諸に飲むのも同じ事でとても危ないいんだよ。それに, 子どもの判断だけで飲むのも危ないんだよ。必ず,大人の人に相談してからにしてね。」

のび太 「なるほどね。薬って,ただ飲めば効くと思っていたけど,飲みすぎた
り,飲み方を間違えるととても危ないことがわかったよ。」

浅川 「のび太君はそれ以上薬を飲まないで,いつもより早く寝ました。おかげで,早く治ることができました。」

のび太 「ああ,よかった。でも,うちお父さんやお母さんはぜんぜんこんなことしらないと思うよ。だって,この間「頭が痛いし,おなかも痛い」といったら、お母さん 「どうしよう。とりあえずこの間,私が風邪のときにもらってきたこの薬を飲んで学校に行きなさい」って言ってんもん。全然わかってないと思うよ。」

ドラえもん「そうだね。のび太君の言うとおりかもしれない。お母さんとは体重も年も違うし,風邪かどうかもわからないのにね。薬はその時の体の様子と使う人に合ったものを使わないとね。」
                                  
浅川 「薬の正しい使い方について,もう一度ドラエモンにまとめてもらいましょう。」
                                  
ドラえもん「 @薬を飲む時間を守ること。
A薬を飲む量を守ること
B薬を使う前には、、必ず大人に相談すること。
C薬はジュースや牛乳などでなく,必ず水で飲むこと。
D友だちに薬をあげたり,もらったりしない。」

浅川 「これで「薬の正しい使い方」については,おわります。」(文責・浅川一恵)
▲保健委員の児童と一緒に「ペープサート」でわかりやすく解説。 ▲「薬の正しい使い方」は5つあります。
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 「気づいたこと」 「考えたこと」とその理由
1年 《くすりののみかた》せきがでたとき,くすりをのんだらなおりました。こなです。じかんをまもってやります。
《くすりを正しくのむこと》わたしは,くすりをのむときおあかあさんとのんでいます
2年 《くすりをのむじかん》くすりをのむじかんをはじめてしったこと。
《のむじかんをまもりたい》のみすぎてもすくなすぎてもだめだから,時間をまもり たいです。もらったりあげたりしないことが分かりました。
3年 《くすりのつかいかた》これからもくすりのじかんをまもりたいです。
5年 《くすりをのむじかん》食後のお薬とかは,食べてから1〜2分くらいでのんでいたから,30分以内だからもう少しゆっくりしていいと分かった。
《薬の量や時間》今までは,薬をちょっと多めに飲んでいたので,これからはちゃんとした量をのみたい。
《薬をのむ時間をまもること》私はいつも食後けっこうあとにのんでいるので,今度からは30分以内にのみたいです。
6年 《やたらとくすりをのまない》ぼくは,今年1回お母さんに相談しないでPLをのんで,具合が悪くなりました。これからは,おなかなどをこわさないようにしたです。
保健だより「9人の元気な子」
第23号「冷え込みが厳しくなってきました」 2006.12.8発行
内容○風邪の常識、ほんとうは非常識○インフルエンザ過去・現在・未来
保健室の行事
1/18 委員会活動
2/1 体重測定
2/22 委員会活動
体重測定時の5分間指導(2007.2.1)「脳を大切にしよう」
▲「脳」がとても大切な役割をしていることが
わかりました。
[ねらい]脳(頭)は大切な働きをしていることを知り,脳(頭)を大切にする。
今日は,脳について話をします。最初は1・2・3年向けのお話しです。
■脳という言葉,知っている?その脳は,どこにあるのかな?
「脳みそが 腐ってる」なんてことを言う人もいるよね。本当にミソが入っているのかな。どうなっているか見てみよう。リンゴを縦に切るように,頭を縦に割ってみると・・・,こう なっていました。では,脳はどんな仕事をしているのでしょうか。
@脳が体を動かす(歩くよ。手と足を動かせと指令をだします)
A脳が物を見る(りんごがある。美味しそうと脳が反応します)
B脳が考える(良い・悪いなど色々なことを考えり,覚えたりします)
C脳はその他にも,気持ちを感じている(がまんしたり,やさしい気持ちなったりするのも脳の仕事です)
体の成長と同じように,脳は発達します。赤ちゃんは,脳も赤ちゃんだから,がまんしたり考 えたりできないけど,もうみんなはできるよね。それは,みんなが今まで色々勉強したり,考 えたりして脳を育ててきたからだよ。脳の仕事をまとめると,こうだったね。                 ここからは,少しむずかしいよ。脳と体はつながってっているよというお話しです。脳は体 の色々なところに,神経という細い糸のようなものでつながって,体のあちらこちらに指 令を出しています。
 ここに鍋があります。みんなの脳はどんなことを考えるかな。『鍋がある』『美味しそう』『熱そう』など色々なことを考えると思います。
目は鍋であることや湯気がでていることに気づいて,脳に知らせます。
鼻は,いい匂いがすると脳に知らせます。
脳はおいしいものだと考えて,『食べたい』と思います。
でも,脳が『これは熱いものだから,手で触ってはいけない』と手に指令を出します。
脳と心と体もつながっているんだよ。『うれしい』『悲しい』『やさしい』などの色々な気持 ちを感じるのも脳があるからだよ。「友達とケンカした。相手をやっつけたいと思ったこと はあるかな。そういう時は脳が手に『叩け』という指令を出しているのかな。でも,『ちょっと待て』と指令を出す脳の部分もあるんだよ。我慢したり,優しくしたりしょうとする気持ちを作るのも脳の仕事なのです。
脳のどの部分がどんな仕事をしているかというと,この図の通りです。 もうちょっとむずかしくし言うと脳の中は6つの部屋に分けられていて,今までお話しした仕事をしています。これ,見たことあるかな。今まで,食堂の前の廊下に貼ってあったけど, 気がついていたかな。
 では,最後に脳が元気で仕事をするために,みんなができることは?
☆人の頭も自分の頭も叩かない。
☆頭をぶつけないように気をつける。
 これで,今日の「脳」のお話しは終わります。(文責・浅川一恵) 
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 「気づいたこと」 「考えたこと」とその理由
1年 《ぼくののうがあんなかたちだとすごくびっくりした》のうがつかれたら,よくねてなおしたいです。
《のうのかたちは,すごかったです》あたまをぶつけないように,がんばります。
2年 《「のうのはなし」ということで考えたこと》「はな」におい「目」見る「手」さわるということをあさ川先生が教えてくれて,よかったです。
《のうこと》「かんがえる」「おぼえる」が前にあるのをはじめてしりました。
3年 《のうの話》のうには,いろいろなはたらいているのにき気がつきました。
5年 《脳にはいろんな仕事がある》脳はいろんな部分に分かれていて,いろんな仕事をしているんだなあ〜と思った。
《食べる時のこと》いつも食べている時は,何も思わなかったけど,食べている時はにおいなどいろいろなことを脳で感じていることがわかりました。
《脳をだいじにする》脳はいろいろだいじな仕事をしているからです。これからは,脳をだいじにしたです。
6年 《脳が指令をだしていること》手や足を動かしたり,考えたりできるのは脳のおかげなんだなと思いました。
保健だより「9人の元気な子」
第24号「インフルエンザが流行しはじめた」 2007.2.16発行
内容○ウィルスはかしこい、インフルエンザはこわい○やってみよう!おはよううがい○“首まきタオル”してみませんか
保健だより「9人の元気な子」
第25号「かぜに負けない取り組みを」 2007.2.22発行
内容○残り一カ月を元気に過ごすために@朝ごはんをしっかり食べ単品ですませないA暖かさを保つ服装の工夫をB休養をしっかりとる○どんなマスクをお使いですか
保健室の行事
体重測定
体重測定時の5分間指導(2007.3.1)「食べ物について考えよう」
[ねらい]食べ物が大きく「赤・黄・緑」の3つの仲間に分けられ,栄養,消化・吸収について簡単に知る。
 今日は,栄養について話をします。毎日,考えながら食べていますか。食堂に給食の献立で使われている食品を「赤・黄・緑」に分けて貼ってあるんだけど,毎日見てくれているかな?
 では,1斑の青は緑の食品を選んで,この緑色の紙に貼ってください。2斑の黄は黄色の食 品を選んで,この黄色の紙に貼ってください。残ったものを赤 の食品として,赤色の紙に貼りたいと思います。
 このキャラクターは「たべるんず」と言います。「あかるん」「きいるん」「みどるん」が栄養に ついて話をしてくれます。食べ物が体の中に入って,体のパワーになることを栄養になると言います。 肉・魚・卵・豆・牛乳は「あかるん」の仲間で す。あっていましたか。「あかるん」の仲間の食べ物は,みんなの「血」や「骨」や「肉」を作る パワーを持っています。
 野菜・果物・海草は「みどるん」の仲間で,みんなの体の調子を整 えて,ばい菌から体を守ってくれます。
 ごはん・パン・麺・芋は「きいるん」の仲間で,みんな の体を動かすエネルギーになってくれます。食べ物には,色々なパワー(栄養)があるけれど,1つのパワーでだけでは元気になれませ ん。「あかるん」「きいるん」「みどるん」が合体して,3つの「栄養」パワーが集まると「スーパー たべるん」となってパワー全開です。
 では,体の中でべものはどうやって「栄養」になるのでしょうか。食べ物が口から入ると「歯」で噛み砕かれます。細かく砕かれた食べ物は「胃」の中で,食べ物を溶かす水「胃液」に溶かされます。溶かされた食べ物は,「小腸」に送られます。そして,食べ物のパワー「栄養」が吸い取られ ます。栄養を吸い取られた食べ物のカスは,「大腸」に送られます。リンゴジュースを作ったことが ありますか。リンゴをすって絞るとカスが残るね。あれを想像してください。「大腸」で水分 を吸い取られて「うんち」になります。食べ物が口から入って,うんちになって外に出るまでにだいたい1日位かかります。それだ けゆっくり時間をかけて,体は食べ物のパワー「栄養」を吸い取っていきます。ごはんを食べてあとは,お腹の中で「栄養」を吸い取る準備をしています。だから,ごはん 食べたあとは少しお腹を休めてあげましょう。静かにしてあげないと,お腹の中は大地震 がおきて「栄養」を吸い取る準備ができません。
 まとめてみます。「あかるん」「きいるん」「みどるん」 を一諸に食べないと体に入ってか ら栄養にならないといことが,分かりましたか。では,聞きます。朝,パンを食べました。みん なは「あかるん」の仲間から何を選んで食べますか?「みどるん」からは何を選びますか?これからもしっかりたべるんずの「栄養」パワーをもらって元気に過ごしてください。(文責・浅川一恵)
▲「どれが緑の食品かな?」 ▲班ごとに考えて回答します。
体重測定時の5分間指導の児童の感想やわかったこと
学年 「気づいたこと」 「考えたこと」とその理由
1年 《にくはあかのしゅるいだった》わたしは,みどりがすきです。
《3つのしゅるいをくふうしてたべたい》パワーをぜんかいするために3つのしゅるいをたべたいです。
2年 《おもしろかったのは、食べ物をならべること》じぶんたちでえらんで,食べ物をはるということがおもしろかったです。
《えいようのなはし》きいろのものばかりたべているとからだのバランスがわるくなるというので,きをつけます。
3年 《3つのしゅるいをちゃんととりたい》きいろいものをたべすぎると,ほねや血が作れないので3つのしょくざいをたべていです。
5年 《なかまわけ》緑はけっこういっぱいあるけど,きいろは少ないことがわかった。  
《食のバランスのこと》今まで給食では,何にも考えず食べていたけれど,これからはバランスよく食べたいです。
《みどりが多かったこと》きいろが少なくて,みどりが多くてビックリした。
6年 《くだものもみどりだったこと》パイナップルや柿やすいかもみどりだったので,びっくりしました。
更新日2007-03-05