ソバーランド・プロジェクト
平成15年度3・4年生の取り組み(担任・中田英美)
3・4年生が「総合的な学習の時間」で取り組んだ「ソバ作り」の様子を紹介します。
この「ソバーランドプロジェクト」は児童が考え出した名前です。
写真は左から右へご覧ください。→→→→→→→→→→→→→
▲5月12日 学校菜園を耕します。 ▲これが「ソバの種」です。 ▲5月16日 いよいよ種まきです。
▲種のまき方も勉強しました。 ▲6月16日 畑は「ソバーランド」と名付けました ▲6月27日 学校近くに住む小林長男さんの畑もお借りして、ソバを育てています。
▲9月18日 これがソバの花です。 ▲実が付いているものもありました。 ▲9月30日 畑を貸してくれた小林さんに教わりながら、ソバの刈り取りです。
▲ ケガをしないように、3人とも真剣に鎌をにぎります ▲「つぼる」という作業。なかなか難しいです。 ▲このように「つぼる」ことで、ソバを乾かします
▲10月9日 「ソバの実」をたたいて落とします。まずは小林さんが見本を見せてくれます ▲この「べい」と呼ばれる木の枝で、ソバをたたきます ▲ 上手に出来たかな?
  
この日の「学年通信」より
 先週、「つぼる」ことをして乾かしておいたそば。今回も小林長男さんご夫婦の丁寧なご指導のもと実を落とす作業を行いました。
 今回のメインは「べい」という道具を使っての実落としです。これは小林さんが山から拾ってきた木で作ったものです。二股に割れているのこの形が、たたいて落とすのにちょうどよいそうです。
 よく乾いたそばの実はおもしろいように落ちていきます。一粒だって無駄にしてくありません。最後まで落ちたかどうかチェックしながら進めていきました。
 終わってみると、思った以上の量!小林さんも「思った以上の収穫だ。」と満足してくださいました。
 小林さんの畑を訪れるたびに、楽しいことがいつも待っていました。そばの成長や、新しい経験や出会い、少しのんびりした時間。 小林さんが前日から用意しておいたくださった「やきいも」をいただきながら、「やっぱり、そばを作ってよかったね。」と和博くんの言葉。
 きっと、学校の畑だけで終わっていたら出ない言葉だったと思います。
  「ソバーランド」のそばを食べられる日も近づきつつあります。

                       
第4学年 学年通信「TRY」24号(文責・中田英美)より一部抜粋
いよいよ最終段階
▲10月10日 ソバの実を干しながら、中に隠れている虫を取り除きます。この作業を一週間ほど繰り返します。 ▲左がソバの実で、右が黒い皮をとったあとの中身です。これがソバの粉です ▲10月23日 児童発案の「扇風機大作戦」。扇風機を使って細かいゴミをとばします。いよいよ最終段階です。
完結編
▲なんと6.4sも収穫できました。この後、製粉してもらい、みずがき授業参観の主役に。 ▲11月21日 みずがき授業参観日。ソバーランドのそば粉を使ったソバ打ちを体験。 ▲この日は「ソバーランドプロジェクト」の成果を紙芝居にして発表。
 ▲「これが“べい”という道具で小林さんの
   手作りです。
▲ソバ作りの講師として、長期間お世話になった小林さんも出席してくださいました。
続編
▲12月24日そば粉を使った“創作料理”に挑戦中。 ▲どうぞ召し上がれ!
まだまだ終わらないソバーランドプロジェクト
夢の“流しソバ”を目指して!
▲1月22日 ペットボトルを利用した“流しソバ台”作りの開始。 ▲2月5日 完成! ▲半分に切ったペットボトルを貼り合わせます。
▲2月16日 実際に水が流れるか実験中 ▲3月4日 夢の「流しソバ」決行日。自分たちが打ったソバでもてなします。 ▲プロ並みの体勢で切っていきます。
▲最初に招待者に「そば」についての説明。 ▲いよいよ始まり、始まり!
みんな流すよ〜。
▲よーし、キャッチだ。一本も無駄にしないために
先端ではザルを持って待っています。
▲「本格的だね。」とみんなビックリ。 ▲3,4年生ありがとう。おいしいソバだったよ。 ▲ヘルシーなソバクレープも大好評でした。
公開日2003-06-04 更新日2004-3-4